伊王島共生幼児園ふるさとでは、小規模ならではのゆったりとした環境で園児たちが毎日のびのびと過ごしています。
園児たちをあたたかく見守る保育士もみな朗らかで、ゆとりある保育を実践できています。
近隣の介護施設を利用されている地元の高齢者の方々と日常的に触れ合う機会も多く、園児たちの成長を日々見守っていただいています。
園児それぞれの個性を大切に、保護者の方々とも密にコミュニケーションを取りながら、伊王島で生まれ育っていく、子どもたちの健やかな成長をお手伝いできる保育施設でありたいと願っています。
前身である伊王島幼児園の歴史は、昭和47年(1972年)に閉山した伊王島炭鉱が操業していた頃までさかのぼります。
カトリック馬込教会に隣接し、教会関係者などによって長年運営されてきましたが、人口減による園児数の減少に伴い平成26年(2014年)3月で閉園。そこで、伊王島に保育施設を存続させるべく同年4月より「NPO法人 ふるさと」が認可外保育施設として受け継ぎ、「伊王島共生幼児園ふるさと」として6名の園児とともにスタートしました。
平成27年(2015年)からは小規模保育事業A型として事業が認可されました。
平成31年(2019年)4月からは「NPO法人 ふるさと」より「社会福祉法人 豊結(ほうゆう)」へ移行し、運営されています。令和6年(2024年)4月現在の園児数は9名。伊王島の豊かな自然に囲まれ、園児たちは日々すくすくと成長しています。